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無題

1 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:14:41 ID:1d3pWxpP
しょうがないよね。
そう言って僕は、ため息をついた。

2 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:18:29 ID:1d3pWxpP
たぶん、どうしようもないこともあるのだ。
吹きすさぶ風を止められえぬように、
自分自身のことさえ制しえぬ。
そんな己に疲れ果てながら、
仕様がない、
そう呟くしかないのだ。

3 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:20:48 ID:1d3pWxpP
さよなら。

4 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:21:18 ID:1d3pWxpP
ごめんなさい。

5 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:22:56 ID:1d3pWxpP
家に帰ると、崩れ落ちるように横たわる。
コートを着たまま、電気もつけぬまま、
寒い闇の中で目を閉じる。

6 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:23:12 ID:/1Fq3g7c
さて、スレ乗っ取るか

7 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:27:06 ID:1d3pWxpP
涙がつうとこぼれる。
その理由は、よく分からない。
ただ、一筋、流れて枕をぬらす。

8 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:30:47 ID:1d3pWxpP
くりかえす。
繰り返す。
季節のように。
波のように。
今はただ、
横たわって眠り込む。
今はただ、
吹いてきた風をやり過ごす。

9 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:31:54 ID:1d3pWxpP
昔、
こんな気分になることもあったね、
と、
思いかえす。

10 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:34:22 ID:1d3pWxpP
寒い季節だった。
林立するビルを抜ける鋭い風が、僕らに吹きつけていた。

11 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 18:45:36 ID:/1Fq3g7c
相手にしてもらいたいんでしょ。

12 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 20:02:47 ID:1d3pWxpP
ありがとう、
と彼女は言った。

13 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 20:03:18 ID:1d3pWxpP
さようなら。
ごめんなさい。

14 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 20:04:29 ID:1d3pWxpP
たぶん僕は、幼かったんだ。
自分の幼さに気づけないほどに。

15 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 20:07:19 ID:1d3pWxpP
記憶が、
古い悲しみを巻き戻し、奏でだす。
うずくように、
遠い痛みを思い出す。

16 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 20:12:03 ID:1d3pWxpP
黒いコートを、彼女はまとっていた。
中に着た薄いシャツも、パンツも、ブーツも、黒い。
沈んだ表情で歩く彼女は、まるで大切な人を亡くした後のように見えた。

17 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 20:16:35 ID:1d3pWxpP
彼女はただ黙々と歩いていた。
ぼくは、彼女と何か話しをしたいと思っていたけれど、
何一つ、気の利いた話題も思いつけなかった。
ぼくも黙り込んで、ただ彼女の横に付き添っていた。

18 :優しい名無しさん:2007/12/03(月) 20:26:05 ID:/1Fq3g7c
明日もこうして終わるだろう

19 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 08:48:45 ID:2GldQj5p
おはよう。
白い部屋で独りつぶやく。

20 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 08:49:54 ID:2GldQj5p
目が覚めれば憂鬱の風は吹き過ぎていて、
安息の中で朝を迎えた。
僕は健康になったのだな、と思う。

21 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 08:51:53 ID:2GldQj5p
培養液に浸されるみたいな生活をしているうちに、
絶望さえふやけてしまった。

22 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 08:55:52 ID:2GldQj5p
己自身の足で立つことを止めてしまった今の自分に、苦笑いをする。
ぼくは駄目な人間だ。
昔と変わらぬ言葉も、コミカルな色彩を帯びて己を蔑む。

23 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 09:17:59 ID:NMNYx8Zf
言うなれば、彼は未熟なのである。

24 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 10:46:04 ID:utdRJMVM
しかし、彼も、彼を取り巻く世界も、成熟が何かを知らない。


25 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 11:05:13 ID:NMNYx8Zf
世界は考えることを止めた

26 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:05:03 ID:mK9VC04Y
もう、なにもかもが終わってしまったのだ。
この世界は、とうに幕の降りた舞台である。

27 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:09:01 ID:mK9VC04Y
歓喜の笑いも、
悲哀の涙も、
そこには無く、
退屈した観客のあくびさえ失われていた。

28 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:10:19 ID:mK9VC04Y
分かってる、
と僕は言った。

29 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:23:10 ID:2GldQj5p
重く厚ぼったい雲が、暗く空を覆っている。

30 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:25:13 ID:2GldQj5p
深い灰色が、僕の上に天井をつくる。

31 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:28:17 ID:2GldQj5p
圧し掛かるような灰色は、東京のビルの群れを思い出させた。

32 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:29:15 ID:2GldQj5p
灰色に林立する建築物のなかを、
僕はあてもなく歩いていた。

33 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:30:53 ID:2GldQj5p
乾ききった街のなかで、自分自身が干上がってしまう気がした。

34 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:32:23 ID:2GldQj5p
空を仰いで吐いた溜息は、微かに白んだあと、大気にとける。

35 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:34:31 ID:2GldQj5p
先刻まで腕にあった、彼女のぬくもりを思い出す。

36 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:39:12 ID:2GldQj5p
始発に乗って、彼女を送る。
改札をでたら手をつないで、誰もいない車道を歩く。
坂のふもとでキスをする。
彼女は背中を向ける。

37 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:39:46 ID:2GldQj5p
いつもどおりのさよなら。

38 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:41:32 ID:2GldQj5p
ウォ、アイ、ニ。
と僕は言ってみる。

39 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:43:08 ID:2GldQj5p
寂しさに凍えきった心が、ぬくもりを求めて誰かを抱き寄せる。
それも愛だろうか。

40 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:46:42 ID:2GldQj5p
ぼくにはよく分からなかった。
けれど、それ以外の方法を、僕は知らなかった。

41 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:47:21 ID:2GldQj5p
ねぇ。
記憶のなかの彼女に呼びかける。

42 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 12:59:12 ID:NMNYx8Zf
彼女はアナルセックスが大好きだった。

43 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:00:50 ID:2GldQj5p
彼女は闇のなかで、静かにこちらを向いた。
そうして、沈痛な面持ちを、疲れたように微笑ませるのだった。

44 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:05:07 ID:2GldQj5p
ぼくは何かを言おうとして、口を開くのだけれど、
言葉が見つからなくて、そのまま黙り込んでしまう。

45 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:06:58 ID:2GldQj5p
彼女も視線を落とし、またうつむいた。

46 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:07:29 ID:2GldQj5p
言葉は、
無力だった。

47 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:09:54 ID:2GldQj5p
互いの痛みを、それぞれの胸のうちに仕舞い込んだまま、
いたわりあう術も、なぐさめあう術も持たず、
僕らは二人で孤独のなかに落ちていった。

48 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:22:56 ID:2GldQj5p
孤独は、重い闇のように僕を覆ってゆく。
誰も立ち入りえぬ深遠のなかに、独り沈んでゆく。

49 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:28:42 ID:NMNYx8Zf
兎に角、セックスが大好きなのだ。

50 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:28:42 ID:2GldQj5p
表す術もなく、伝える相手もいない、広大で空虚な憂鬱が、
ただ、
溜息としてあふれ出す。

51 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:30:20 ID:2GldQj5p
ぼくが溜息をつくと、
彼女も溜息をついた。

52 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:30:22 ID:NMNYx8Zf
「俺のウンカス喰らうか?」彼女は言った

53 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:31:08 ID:2GldQj5p
深い溜息が、わずかに喉を震わせて、まるでそれは慟哭みたいに聞こえた。

54 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:32:15 ID:2GldQj5p
ぼくらはただ、悲鳴だけを共有していた。

55 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:32:31 ID:NMNYx8Zf
彼女の口が、分厚い糸を引いている。まるでチーズのように

56 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:37:21 ID:NMNYx8Zf
分厚い糸を引きながら、いきなり彼女は苦しみながら絶叫し、大理石の上をのたうち回った。

57 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:42:50 ID:NMNYx8Zf
僕はのたうち回る"SHE"を見ながら、空気椅子の体勢のまま、美川憲一姉さんの物真似をしたのだ。
そうしているうちに、呼吸をするのを忘れ、青ざめていく"SHE"。

58 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:46:28 ID:NMNYx8Zf
「憲一姉さーーーん!!」
僕は思わず絶叫しちゃったのダ☆

59 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:48:55 ID:NMNYx8Zf
「姉、っさーーーーーーーー
ーん」
改行がおかしくなるほど、自分が物凄い勢いで崩れていくのがわかった。

60 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:50:07 ID:yTH7ebtM
彼女はビチョビチョの手をギュッと握り締めて立っていた。僕はそんな彼女を床に座って見上げていた。陰嚢が大理石に触れて冷たかった。

61 :優しい名無しさん:2007/12/04(火) 13:51:42 ID:mK9VC04Y
あれ、文体模写してスレ乗っとるんじゃなかったの?

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